慰謝料は結婚生活において、精神的・肉体的苦痛を受けた方が、その原因を作った側に対し請求できる損害賠償。
肉体的・精神的苦痛に対する代償として請求するものです。
ご注意ください!!
慰謝料には時効があります⇒離婚が成立してから3年
慰謝料は、必ず貰えるものではなく、離婚原因によって、請求できる場合とできない場合があります。
請求が認められるケース
・不倫や浮気
(浮気相手に請求することもできます⇒夫(妻)の浮気相手が許せない!)
・配偶者に対する暴力行為
・生活費を渡さない
・悪意の遺棄
・性的交渉の拒否
・相手方から一方的に離婚の申し入れがあった
請求が認められないケース
・性格の不一致
・相手側に離婚の原因が無い
・お互いに同程度の原因がある
・価値観の違いなど、離婚原因に違法性が無い
慰謝料の相場は、一般的には100~300万円くらいです。
金額は、夫婦間の話し合いで、自由に決めることができます。
しかし、現実的には、お互いどうしても私的な感情が入り、話しがもつれてしまう可能性が高いので、当事者間だけで話し合うよりも司法書士に相談していただいたほうがいいでしょう。
*離婚の原因
*浮気行為の度合い
*苦痛の程度
*年齢
*財産・収入
*生活能力
*社会的地位
*結婚期間・別居期間
などを考慮して算定されることになります。
万が一、訴訟にまで発展したとき…
司法書士による慰謝料請求訴訟
法務大臣の認定を受けた(認定試験に合格した)司法書士は、
簡易裁判所において訴訟代理人となり、 本人に変わって出廷し、法廷に立つことができます。
※訴額が140万円以下のもの
当事務所代表 笹川和幸は、認定司法書士となっております。 |
決めた内容は公正証書に!!
約束が守らなかったときは、強制執行できます。